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雪奈 「おはよう〜皐月ちゃんと達二くん、そして啓介くん」 真弓 「…………おはよ」 皐月 「あ、雪奈、真弓」 達二 「おーす」 雪奈 「今何話していたの？」 啓介 「まぁ、こいつらの遅刻する理由をな。訊いてたわけよ…」 雪奈 「へぇー、そうなんだぁ…どんな理由なの？」 啓介 「それがさぁー訊いてよー…こいつらの遅刻する理由ってのがさぁ―――」 真弓 「達二くんは家事を、皐月はゲームをやっていたから…………（ニヤリ）」 一同 「………………」 雪奈 「……そ、そんなわけないじゃん（笑）達二くんが家事って……確かにありえそうだけど……（たぶんそれは無い…と思う。男だしね…）…それに家事で遅刻は無いでしょ――？…皐月ちゃんだってさすがに朝からゲームはしないよ―――（笑）ね？」 達二 「…………（視線を逸らす）」 皐月 「…………（視線を逸らす）」 啓介 「…………（ニヤニヤ）」 雪奈 「えぇッ！！もしかして図星なのッ？！」 達二 「（…それにしても、何で真弓さんは知ってたんだ…？超能力か？）」 雪奈 「意外だったなぁ…達二くんって家事やるんだね――？」 達二 「まぁな」 皐月 「達二は料理が上手いんだよ――。シェフ顔負けぐらいにね〜（にまにま）」 啓介 「へぇ――。そんな美味いんなら俺も食ってみたいな。今度晩飯食いに行っていいか…？」 達二 「ああ、別にいいぜ」 雪奈 「あ―…なら、私も行っていいかなぁ？あと、まゆちゃんも……ダメ？」 皐月 「いいよー。雪奈もまゆちゃんも来なよ――。絶対後悔なんてさせないからさ――（にまにま）」 達二 「なんかすげープレッシャーだな…皐月、あんま大袈裟に言うなよな…（苦笑）」 皐月 「いいじゃんいいじゃん。本当に美味しいんだからさ――それに本当は褒めれられて嬉しいクセに〜（ニヤニヤ）」 達二 「べ、別に………」 啓介 「素直じゃねーな」 達二 「ま、まぁ…少しは嬉しいけどな…」 雪奈 「達二くんって料理は何が得意なの？」 達二 「ん…？あぁ…そうだなぁ……俺的に絶品なのは――」 真弓 「ハンバーグ」 達二 「――だな」 一同 「…………………………え？」 雪奈 「…そ、そうなの？ハンバーグが絶品なの？」 皐月 「そ……そだよ。確かに達二のハンバーグは絶品だけど………」 啓介 「……ま、真弓さんってさ……達二のハンバーグ食った事ないよな…？」 達二 「あ、当たり前だろ…」 一同 「（――じゃあ、何で知ってるんだッ？！！――）」 達二 「（――やっぱり超能力なのかッ？！）」 ■雪奈・真弓は御手洗い■ 啓介 「それにしても……真弓さんってすごいな…」 達二 「…確かに…」 啓介 「真弓さんって…時々、人の心を読んだりしないか―？」 達二 「ああ、するな…」 皐月 「ん――…でも、読むっていうか……なんか言い当てるよね」 啓介 「…勘が鋭いだけなのか…それとも…神秘的な力でもあるのか…」 皐月 「うぉ――…いいね〜！神秘的な力…私も欲しい〜」 達二 「………お前ってホントお気楽だよな…」 皐月 「えッ？でも、欲しくない？そういう力？」 達二 「…まぁ、欲しいちゃ欲しいな…」 啓介 「でも、すごいよなぁ…相手の心を読むにしろ、何かを言い当てるにせよ…俺達にゃ―できない芸当だぜ」 達二 「だよなぁ…」 皐月 「あ…、でも一つだけあるよー。そんな神秘的な力が無くても、そういう事出来る方法――」 達二 「へぇ――何だよ？」 皐月 「盗撮盗聴☆（ニヤリ）」 達二 「………お前って奴は………」 啓介 「でも、間違った事は言ってないぜ？…案外、真弓さん。俺らの家にカメラとか盗聴機を仕掛けてるかもな（笑）」 一同 「………………」 達二 「そんなわけないだろー（笑）」 皐月 「うんうん、さすがにありえないよ〜（笑）」 啓介 「だよなぁ〜（笑）」 一同 「（――…一応、家帰って調べてみよ……――）」 |